サービスエリアでの誘惑
IBSの私にとって、高速道路移動は不安と緊張でいっぱいです。
サービスエリアは美味しそうな食べ物の誘惑が沢山。
何かを口にして腸が動いてお腹を下す事を恐れ、いつもは何も食べないのですが、
その日は佐世保バーガーが我慢できず。。
「大丈夫、大丈夫…」
自分に言い聞かせ、バーガー半分食べてしまいました。
これで下痢にならなければ、自分の成功体験が増える。
要は気の持ちよう。きっと大丈夫!

…大丈夫ではありませんでした。。
サービスエリアをスルーされた瞬間、絶望する
するとやはり雲行きが怪しくなり、
お腹がゴロゴロ鳴り始め、私は冷や汗。
夫に「次のSA寄って!」と頼んだのに、
サービスエリアを華麗にスルー😱
夫よ、あまりにもひどいじゃないか。。
次のSAまであとどの位…?😨
ショックと絶望が押し寄せてきました。
深呼吸で耐えた地獄の10km
「もう…ヤバい…」
お腹の事はあんまり考えないようにしようと、
ひたすら空を見ながら深呼吸を繰り返しました。
鼻から大きくすって、口からゆっくり吐く。
腹痛の波がきたら
「こんな痛み、陣痛に比べたら屁でもないわ」
と自分に言い聞かせ続けました。
理屈ではそうなのですが…それはそれ、これはこれ。
痛いもんは痛い。出したいもんは出したい。
内心パニックになりそうで
心を落ち着かせるのに必死でした。
一度でも弱音を吐くと、もう我慢が効かない状態でした。
日頃からマインドフルネスをやっておけば良かったと後悔しました。

トイレに駆け込んだ瞬間の“生還”
ようやく見えたサービスエリアの看板。
終わりが見えると気持ちが緩んでお腹の痛みが何段階か増しましたが、
運良く渋滞もなく、7~8分耐えただけで済みました。
車が停まるなり、全力疾走。
トイレのドアを開け、椅子に座った瞬間、全身から力が抜けました。
「間に合って良かった…」
心の底から安堵しました。
もし渋滞でもしていたら?
SAまでの距離がまだ長かったら?
私は我慢ができず、取り返しのつかない事態を引き起こし、
自分どころか子供達にも一生消えないトラウマを残したかもしれません。
教訓:やっぱりSAで食事は危険
成功体験を増やしたかったのですが、逆にトラウマを増やしてしまいました。
やっぱり私はSAで食べちゃいけないんだ…。
いや、佐世保バーガーがちょっとボリューミーだったのかもしれない。
何にしてもショックは大きかったです。
楽しい旅行の一番の思い出がこれになってしまいました。
市販薬の「ストッパ下●止め」があれば、本当にストップできていたのかな。。
(若いころ服用した事がありますが、効いたり、効かなかったりしたような)
でもあれ以来、旅行に行く時は
お守りとして「ストッパ●痢止め」を携帯するようにしています。
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